パーマネント野ばら

パーマネント野ばら [DVD]

またまた台風一人の日曜日
2755日ぶりに映画「パーマネント野ばら」を観る。
菅野美穂も小池栄子も池脇千鶴も大大好きな女優さんで
さらに夏木マリも出ていて、みんな素晴らしいとってもいい映画。
過去に一度観たことがあったはずで、検索したらヒット。
どうやらRFEは2010年6月16日から書き続けているらしく
この3日後に劇場で観てた。ログが残っていた。
当時は横浜を出て新高円寺に引っ越したばかりで
一人暮らしを満喫して親友rmさまと横浜で遊んでいた。
その夜に見ていた。確か相鉄ムービル。
とても大切な大好きな映画。

「人は二度死ぬんだって
1回目は生きるのが止まってしまう時
2回目は人に忘れられてしまう時
人の心の中におらんようになったら
いよいよ最後、今度こそ本当に死ぬ
二度と生き返らん」

いつだってその海を思い出す、そうして毎日の平穏を保っている。
対象喪失のグリーフワークをし損ねた（もしくはする気の無い）
心の平穏と情景の美しさは本人にしかわからない
「辛く苦しい私」をいつだって受け入れてくれる対象は
心の中にあるから心はどんどん内巻いていくんだ
熱を持ったようにぼーっとして、お酒を飲むより気持ち良い
この夢はいつでも見れるけど、それはとても寂しい。
数年前に心がぶっ壊れた時、その夢を見たけれど
神戸の地震の瓦礫の隙間に埋まっていたのは
冷たく静かで暗い冬の海で
足を突っ込んで思わず引っ込めた
そのまま丘の上まで走って全部埋めた

「わたしらずーっと世間様の注文してきた女やってきたんよ。これからは好きにさせてもらお。」

映画、二度目、観れて良かった。
７年前の私も今日と似た様なことしてるなあ
前回も日曜日だったのか
幸せな日々だ