tさんが死んだ もういつどこで誰が死ぬか死にたくなくても死ぬし 一度死んだらもうどうもできないことをよく理解した どれだけtさんの姿に声をかけても 決して起き上がってはくれない 話したいことがあってももう絶対に届かない 何があっても今生きているの…

パッケージを剥がすと たまりたまっていたそれが乾燥して結晶のように固まって 舐めるとそれはとても苦かった そこに立っている自分を殴り壁に打ち付けて身体中を掻きむしってやったら死んだ 形のない涙は見えず流れ落ちる感覚と温度だけで 心から滴り水たま…

どこか砂漠の真ん中を走り続ける汽車はいつまでも熱風の最中をくぐり抜けているから乗客はずっと暑さに涙を流し続ける猛暑のような車内で目を閉じていつ砂漠が終わるのかと晩の寒さにぶるぶると凍え眠りながら涙を流し続けるその夢はいつか住んで居た敦煌で…

何も考えたくない 息が苦しい 海へ行きたい

髪を伸ばし髪を切る だいぶ伸びました 変な夢をたくさん見る

ただ砂があるだけで随分とじんめりして暗く光りもしない 形のない心に何の価値もないことはよくわかっています。 砂に体を埋め目に砂をかけ痛みで喚けば口の中でじゃりじゃりと 何もないだから何も生み出さなかった 何もない 何もない 砂しかない

８＠aks 物事はとても単純であること カテゴリ分けをして自分で組み立てていくこと