2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧
じわじわと眠気が襲う明け方の夢現 灯りが消えて朝になる夜の境目に この目で確かに見てしまった ほんの一瞬逆戻りするループ エッシャーの窓に張られたセロテープ まるでミュージカルのようにホームレスは踊りだし 暗闇の遊歩道に暗幕がかけられる その場に…
定例行事の目眩でグラグラ遊びながら 非常口から見える空の青が緩んでいるのに気付く 今年2匹目のさんまからハラワタを抜きながら 近所の飯屋の茂みで虫鳴が聞こえている 洗濯物が乾く時間がほんの少し長くなって 憂鬱ごっこに精を出しているうちに アア、今…
残暑見舞いを送った長崎の友達から御礼の手紙が返ってきた。 長崎では蛭子能収展をやってるらしく、彼の絵葉書が同封されていた。 彼女は数年前まで都内の某博物館で働いてて、今は長崎に呼ばれてかなり活躍してる。 気丈な精神と柔らかな物腰で、尊敬してる…
海から帰る日 新美南吉 1 五年間に通過して來た道、それは今考へたつてわからない。たゞわかるものは今の心だ。五年の最後に到達した心だ。人の心ではない。自分の心だ。 2 雲はビルデイングになつてくれない。風鈴草はいくら振つても鳴つてくれない。木馬…
私が追いかけるのは変わらず其方、F・アルバートの海。 街そのものは嫌い。今更気付いた?って言われそうだけど。 わかってたけど、遠巻きに見るのと現場で体感するんじゃやっぱり違う。 腐った肉は暗ければ大丈夫。 明け方の光に射された時、本当の顔が見え…
高円寺阿波踊りの日は別の土地へ逃げると決めているので、早朝から脱獄。2年連続。 27日は横浜でバドミントン。うまくなったって褒められた。とても嬉しかった。 28日は初台。6時間連続耐久コース。課題はバックハンドの手首の弱さとフォアハンドのコントロ…
黄砂色の空が気になって非常階段に出ると、東の街が嵐に包まれているのが見えた。灰色のビルは雨に射たれ、遠い雲塊がこちらに流れてくるのがわかる。ほんの数十秒のうちに豪雨が唸り始めたので、慌てて職場に戻った。悲しい雨の音、打ち付ける雷、怒り狂う…
目を閉じて見なかったふり 耳を塞いで聞かなかったふり 鼻をつまんで感じなかったふり 責めてみても、のれんに空回り 吐いた答えは嘘ばかり 何もなかったふりばかり
雨ふり坊主 夢野久作 お天気が続いて、どこの田圃(たんぼ)も水が乾上(ひあ)がりました。 太郎のお父さんも百姓でしたが、自分の田の稲が枯れそうになりましたので、毎日毎日外に出て、空ばかり見て心配をしておりました。 太郎は学校から帰って来まして…
少し前に手に入れていた ジョン・オグドンという人の音源が好きで、狂ったように聴いてる。 クラシックは詳しくないので、気になったものを好き勝手に聴いてるだけなんだけど。 辛い涙も悲しみもみんな砂みたいに流れてく。 だけど、それは砂だから蒸発したり…
地上に染み込んだ水が 灰色の空にのぼっていく 緑はまだくすんだまま ウェルカムバック/ メトロポリス どこへ帰省していた 夏が戻ってきた 嫌な場面を見て 誰かから逃げ出して 自分のコピーロボットと手を繋ぎ 面倒くさいねえってお喋りしながら 真夏の太陽…
握っていた紙切れを、もう使わなくなったライターで燃やした。 ビニールコーティングされ燃えにくい様を、灰になるまで見つめていた。 あんなに大事にしていたのに気付けばどうでもよくなってる。 着ていた服をパサっと脱ぎ捨てるように、何もかも捨て、どこ…
I live for tomorrow so cheating death today means all costs avoid repeating yesterday im a loose cannon and enough juice to sooth famine break your back with this rap and ask you who slamming some rapper claiming a throne unaware they aint…
憂鬱の夜にも朝は来て 仕事をこなすに波高は問わない 朝から恵比寿で打ち合わせをこなし 乗り継いで駒場東大前 芹沢銈介に会いに日本民藝館へ 揺り動かされるのは遠い遠い記憶 思えば贅沢な環境で育ったのかもしれない。 美しいものもそうでないものも 全て…
助走つけて飛び込んだ穴は 自分の力で這い上がって 抜け出さなくちゃならない 心から落ち着ける場所で ゆっくり眠りたい 荒れて乾いて縮んだ心を 潤し、休めたい
ぼーっとして乗る電車を間違え、 さらに、降り損ねた! もう何でもいいやって思ったわ! 心が疲れているようです(>_ 多分、天気のせい。 早く秋にならないかな。 自転車乗りたい 走りたい♪
見ているのが辛いと目を閉じた世界は真っ白になって消えた