2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧
空から投げ入れられたパンを齧り 文字盤が逃げ出した部屋では時が歪み 加速するエンジンをうまく燃やせない 過去が現れて逃げてもまた追ってくる 踏み損ねた半年を半日で走れば歪む首 その骨ではまだ飛べないね 宙に浮けるのは鳥と同じからだ これを機に全く…
ふわり身体が宙に浮いて 血まみれで横たわる私の死体が見えた 空を飛んでいる気がしたけれど まだ先へ進んでいないから 宙に浮いているだけだと言う これから好きになるものを探しに行く 赤い助燃剤をぽいと投げ入れてくれた こんなLuckを見つけて繋いでいく…
恵比寿で友人二人の結婚パーティー。 ふたりの言葉にはらはら涙が出た。 人に出会うとはどんなことだろう。 生きていくとはなんだろう。 帰り際nkくんと握手して手を振った googleが作り出す綺麗な花吹雪の中 綺麗だと摘んだ薔薇が踏み潰されても 綺麗だと気…
もう要らない 居なくなれと口に出せば魂は消えるけれど 怯え隠れ笛吹きに出会った子供たちだけは 体ごと居なくなる方法を知っている 彼は言った、その口のおしゃぶり栓は 繋がった先からぶち抜いて空に放て 彼は割れた画面にシロップをかけて 俺は少し酔って…
紫から黒い青へ
私は羊のつもりだったのにいつの間にか イケメンダンサー二人に連れられて原宿26old 終わってたこやきを突きながら喋り続けた 鮮やかな色色の前では作り物の色は霞んでしまう 分厚い辞書を4冊ほど読んだような濃い2日間 2週間ほど旅行に出ていた気分だ。 …
言葉には力が宿るから重ねた嘘はパイの実のように崩れ去るもの 口にしたことが本当になるならば本当になって欲しい本当だから そうだよ 何気ない一瞬の目を見ていた手を振った空から錦松梅の雨が降る スマホエトリーでP10倍 錦松梅 袋入 190g入 スマホエトリ…
溺れて死にたくて 大きな濁流の隅に座り込む 足を踏み入れるだけで笑う
i hate your pop star life
東陽町、記憶に微かな海の匂い アンタゴニストがやってきて カメラ越しのポケモンのように 現れる何かを潰していく 飲んだかも忘れた頓服薬を探している 湖は濁った心の部屋 荒船に乗って泳ぐ、泳げないね
逃げるならいまのうち田園の切れ目が見えた反復記号の書き忘れ過去に彼処にハマってる歯周病に蝕まれた人々から逃げるところ
まだ歌えるよと破れたドレスを引き釣りながら軋む 空っぽのショウウィンドウに取り残された人形を拾う 生成りの画用紙を柔らかく小さくちぎって レモネードで溶いた水のりで体中に貼り直した 涙が乾いたら色を塗って、もう一度
逃げるならいまのうち
回し蹴りのエネルギーが双方から降りかかれば 身体はスピンして踊り場に跳ね上がる ガタン、と音がして人がいなくなると スローモーションで階段を転げ落ちる グレーの窓に電話が鳴るのを聞いている 体を何度も打ちつけながら 落ちているはずなのに 苦渋に息…
ずっと死なずに死ぬ方法を考えている
New Thing at Newport (Reis) (Rstr) (Dig)アーティスト: John Coltrane出版社/メーカー: Verve発売日: 2009/03/24メディア: CDこの商品を含むブログを見る
恵比寿を歩いていたらnくんが話していたジュース屋さんがあって、会いたいなあって思いながらその角を曲がったら本人が現れてびっくりした。彼も完全OFFモードで、二人で目を丸くして。今年はnくんに助けてもらいっぱなしだ。 夜は新松戸でカレー屋さん。一…
また落書きしてる 胸から溢れて 傷ついた子供や大人の心のために 何ができるだろうか 片っ端からもう何だってトライだ
脳内でアクリル布を被せて わあわあ、わあって逃げた
ここが家だよ、と 言われた部屋を追い出された先で 魂は倒れた体を見つめている ゆすっても声をかけても動かない かつて死んだ金魚たちのように 仕方がないので歩き出したら 人々は誰も姿に気づかない 転んでも泣き叫んでも知らぬふり 二回切り取ればもう泣…
週末飛行、美しい祭りを三たび
旅の途中で紛れ込んだ祭りのような美しい夜だった 会場は満員で立ち見も無理な状況 昼はRDL、ダンサーたちの木の陰に潜めて 目の前にはスクリーンがあり、短編映画を見つめている ふわり香ったフィナンシェを口にして、黙って ギフト フィナンシェ 16コ入り…
If you can keep your head when all about you Are losing theirs and blaming it on you; If you can trust yourself when all men doubt you, But make allowance for their doubting too; If you can wait and not be tired by waiting, Or being lied a…
付喪神を背負っている人を見た 麹町から荒木町2夜城ハイランド 随分とおじいちゃんを肩に乗せて 行き場を無くした古具たちが夜行をゆく ゆらり現れてあと1つあと1つって手品のように 東海道の宿場にはまだまだ幽霊たちがいて 連れてくのに大変だって だか…
ゴミの日に捨てれば収集してくれるものだと思っていた 病気にする人殴り蹴る人、差し伸べられた手が 体の中でぐにゃりと曲がるのがわかる、だから怖くて 見えているこの聞こえてくる靄の話を 形にできたら楽になれるだろうか 言葉ではないこの言葉で会話して…