ブラックストーンと妹バカ

rottenlily2005-09-26

禁煙して半年強、久々に煙草を吸う夢を見た。しかもブラックストーンのチェリー。あんな不味い煙草誰が吸うんだろう。ていうか夢が悪夢だった。高校演劇時代の夢で、なぜか私の台本だけなくなり、なのに稽古が始まってしまうという夢。続きでなぜか私はホストクラブに連れて行かれ、変な若い男に無理やりブラックストーンを吸わされる夢だった。私は内心、「あぁ、煙草吸ってしまった。彼氏ごめんね」と思っていた。そして、何を吸うのか聞かれ、煙草は吸わないとは言えず、前吸っていたHOPEを吸ってると答えた。

私も長年煙草を吸っていた身だから何も言えないけど、煙草は吸いたい人が吸えばいいと思う。時々私も未だに吸いたいなと思う事もあるし、ベランダで一服するのは誰にも邪魔されない自分だけの自分に戻る時間だった。体に悪いと解っていても、それはやめる理由にはならなかったのだ。こんな体早くなくなればいいといつも思っているから。ただ、歩き煙草とポイ捨てだけはやめて欲しい。これは喫煙時代にも私は絶対しないと決めていた。今でも歩き煙草やってるオヤジを見てると後ろからアソコを蹴って張り倒してやりたくなる。煙草は悪くない。吸う人間の責任だと思う。




実家で女子高生やってる妹から手紙が届いた。弓道の選手権で2位になったらしい。凄い。オメデトウだ。あとは彼氏や好きな人のこと。自慢じゃないが私の妹は私と違って凄く可愛い。卓球の愛ちゃんによく似ている。そして可愛い顔と変わって、中身は男の子のような性格をしている。可愛いのに、よくありがちな凄いクールな女の子。だから告白されてもふられるんだと思うぞ、妹よ。週末にでも返事を書こうと思っている。妹とは7歳違いで、赤ちゃんの頃から面倒を見てきたし、交換日記を付けるほどに仲良し姉妹だった。もしも私が一人暮らしを続けていれば、妹は東京の大学に呼んで、一緒に住もうと思っていた。今となっては無理な話なんだけどね。以上からもおわかりな通り私は妹バカである。他にも弟が2人もいるのに妹が大好き。
4人兄弟が数年ぶりに、年末実家に集まるかもしれない。そしたらまたUNOをして遊ぼう。気分はまだ小中学生だった頃のまま。私の記憶の中では、小学生、中学生、高校生、4人で遊んでたあの頃のまま。でももう、みんな成長した。

もう煙草は吸わなくなったよ。お酒もあんまり飲まなくなった。
地味な事務員の傍ら、本読んだりして過ごしてる。色んな夢みて。
毎日を無事に終わらせれば、毎日は無事に続いていく。
どうか今日も無事に終わりますように。無事に過ごせますように。


なくしたものはHOPE、僅かな自分の希望だったとね。

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父と母が所用で横浜に来る。タイ料理店で一緒に食事。おいしいと言って喜んでいる。こっちも安堵する。

父と母が話す長崎弁は、こっちの人に言わせると東北弁に似ているらしい。私が話す長崎弁はどんな感じだろう。別に意識している訳じゃないけど、私は共通語しか話さなくなった。時々は無意識に長崎弁で話しているんだろうけど。

そういえば父と母はあんまり変わってなかったな。でも老いが目に見えたのは当然の事かもしれない。私の中の記憶の父と母は30代後半の頃の姿。ちょうど私が小学生だった頃。弟はまだ生まれていない。

父と母は、うちの同居人を気遣った言葉を残して、飛行機で長崎に帰っていった。私には少しだけ、お小遣いをくれた。私が両親を若い頃のまま記憶しているように、彼らの中ではまだ、私は子供の姿のままなのかもしれない。そう、頭の中で、時は止まったまま。