家に帰るまでが遠足です

無事に羽田到着。台風のたの字も感じない幸せな旅でした。


最終日は母方の祖母宅へ。
祖母の目に、私は母になり叔母になり文子おばさんになり東京の親戚になり、そして私になる。
若い頃初台に居たと言う祖母と東京の話をするのが好き。
あと何回祖母と会話出来るのか、それは悲しむことじゃない。
笑顔でまたくるよって、手を握っておうちに帰る。
今度来るときは、もっと成長出来ていたらいいな。


長崎はやっぱり昔のままで、タイムスリップしてるみたいで、ここにいる自分が揺らぎそうになる。
心をきゅうきゅう言わせながら生きていた長崎の日に時が遡ったよう。
それでも、長崎から福岡へ、福岡から羽田へ、辿りながら帰るうちに、私と時間が元に戻っていくようだった。

今はまだ、今の私は何も見えなくて、世界は相変わらず霧に包まれたみたい。
それでも、この掴めない音の無いリズム、粘膜みたいなふわふわした何かを見つけられるように生きていられたらいいなって思う。
焦んなくていいのだ。隙間に隠れてこっそり帰ろう。


明日仕事怖いなー(>_<)