歪氷


朝起きて仕事した後、横浜の弘明寺で散髪を。ここ7年間ずっとお任せしているkgさんのところで。もう彼以外の人に髪を切らせたくないと思ってる。実は半年間伸ばし放題だったんだけど、随分とさっぱり切ってしまった。子供っぽくなってしまったかな。そのまま寺の方まで歩き、しっとりと紫陽花を眺めて休憩。髪の毛と共に、色々な気持ちを削ぎ落とせたと思う。


今更書くことでもないのかもしれないけど、3つ目の仕事について。昨年より某グループにに忍び込んで修行している見習いバーテン稼業@都内某所。仕事は厳しい。目で見て覚えるしかないし、言われた時は泣きそうになる。言い方が優しいだけに、なお、一層。で、今週は初めて丸氷を作らせて頂いたのだ!長崎時代もやらせてもらえなかったことなので、本当に嬉しかった。氷を削りながら想定したのは、やっぱり某氏。歪過ぎるとかこんなの氷じゃないとか性格がにじみ出てるよねー(笑顔)とか、何だか散々に言われるんだろうなって泣きそうになりながら。それでも1つ、ギザギザで小さくなってしまった歪氷を完成させ、ウィスキーじゃなくてウーロン茶を飲んだ。20代最後の週末、終業後の暗い店内で沁みるように苦味を感じた。たとえ週1でも見習いでも仕事は仕事。だけど、毎度大切なことを学ばせてもらっている。マスターの都合にもよるからいつまで続けられるかはわからないし、バーテンを本職にするつもりはないけど、でも出来るだけ頑張りたいのだ。