それでもまだ自分の

灰野敬二+亀川千代+東郷生志 東高円寺UFOCLUB、観てきました!
見事に満員。身動き取れず、ステージは何も見えず。
時折、灰野さんの銀色の髪がふわっと舞うのが見えたくらい。
風に揺れる竹のような亀川さんの音、透明な灰野さんの音と言葉、
空気ごとかまいたちのような二人にびくともしない東郷さんの音。
心地良いお湯に浸かって、とても優しいお説教タイム。
見ている世界や人々や情念が音を立てて崩れていくのがわかる。
つまりは自分の周りにあるもの全部ぶっ壊されて、
真っ白な画用紙の上に座らされて
「これで自分に集中できるでしょ?」って言われた感じ。
何も見えなくなってしまった世界を前にどうにもならず
一人、通り過ぎる青梅街道の光をぼーっと見つめてました。
企画運営調整連絡等全部やりきったtg氏、お疲れ様でした。