杯中の蛇影

蚕糸の森公園へお散歩して雲梯等済ませた後
ガルシア・マルケス「三度目の諦め」読了。
「死」を描いた短編。気持ち良かった。
音から痛みへ、屍から臭いへ。
死は無に帰すものと断絶の意味で扱われることが多いけど
この作品ではむしろ生よりも生生しく死が描かれる。
とても美しい。けど、最後にはちゃんと
「死へ憧れる気持ち」をはたき落としてくれる
彼はやっぱり生の賛歌の人なんだなって思う。
でもおじいちゃんだからそろそろ死んじゃうよ><
死んじゃやだよ。