2011-11-12 杯中の蛇影 蚕糸の森公園へお散歩して雲梯等済ませた後 ガルシア・マルケス「三度目の諦め」読了。 「死」を描いた短編。気持ち良かった。 音から痛みへ、屍から臭いへ。 死は無に帰すものと断絶の意味で扱われることが多いけど この作品ではむしろ生よりも生生しく死が描かれる。 とても美しい。けど、最後にはちゃんと 「死へ憧れる気持ち」をはたき落としてくれる 彼はやっぱり生の賛歌の人なんだなって思う。 でもおじいちゃんだからそろそろ死んじゃうよ>< 死んじゃやだよ。