Lord: To Notice Such Things, Evening Song, et al.

7階の窓から外を眺めていると、何匹もの紋白蝶が下から飛んでくるのが見えた。
幾数の紋白蝶は風に乗り、新宿の空のさらに上に向かってふわふわ飛んでいく。
幻想的な光景にぽえーっとしてよく見ると、それは桜の花びらだった。
散ってくるのではなく、風に乗って空へ飛んでいく桜を、見送るように空を眺めた。


今週は色々な事があり過ぎて疲れてしまった。
リラックスしていたのはほんの3時間くらいだったに違いない。


人工の砂浜でも、埋め立てられた泥沼でも
ミニチュアのようなジオラマでも
傍旁でただ
海を眺めていられたら