ペリエ道

kの辞職の話を聞いた。
同僚の病気と同じやつ。
電話したけど繋がらなかった。


雨の合間のペリエ道を急ぐ
雑居ビルから見下ろす人々はマッチ棒のよう
燃えて消えたら煙になって
空気に紛れて消えていく


一生懸命言葉にしても
大切なこと、誰にも伝わらないから
みんな捨ててしまった