roap the sour grape


ふにゃふにゃ頭はpepperland仕込み
覗き込んだカップ麺は虹色になって伸びていく
あのワインはきっと渋いに違いない
私の不健康を呪いながら帰宅した。


tgが大先輩のところに行った話を聞いてうらやましく思った。
私の憧れだった沙羅姉は亡くなってしまって
薔薇の花影から私を見つめているだけ。
昨日通った品川の改札は、沙羅姉と初めて待ち合わせた場所
見つけた途端に笑顔でぎゅーって抱き締めてくれた
柔らかくて甘くてとびきり美人の素敵な女性だった。
もし、今、沙羅姉のところへ行って、近況をお話ししたら
語りかけてくれる言葉は良くわかっている
だからその通りに生きていけばいいだけなんだろう。

こんなことが苦しくて、なんて言おうとしても
本当はそんなに苦しくなくて、実は解決法も自分でよくわかっている
こんなことが楽しくて
それはここにもあって
ここにもそれがあって
この時それはどうしたの
それはどうしてそうなるの
それは何かと聞きたくて
話がしたいその時に
穏やかな風を聞いて
騒がしい頭の中は
言葉を失ってしまう