こんな夢を見た


知らない街に紛れ歩き周っていた。


大きな樹々に囲まれた宗教施設では
神様を参る為に信者達が階段を登っている。
隣接したいくつかの宗教建築物は、
窓はあるが中の様子を見ることは出来ない。
私は誰かに連れられて、その建築物の中に入り込んだ。
何百年も前の建築物なのか、古い匂いがする。
明かりも無く薄暗い廊下は外の光だけが頼り。
中央には赤と黒に塗られた大きな柱がある。
どんどんと奥へ進んでいくと人の姿が見えてくる。
そこは風俗店になっていて、いくつかの扉の向こうでは本番行為が行われていた。
防音壁にはなっているが、客は外の様子を見ることが出来るようである。
壁の木片の隙間を覗いてみると、先ほどの階段を上る信者達が見えた。
大きな宗教団体の内情を見て、面白いなあと思いながら施設を後にした。


そして次に着いたのは、母校の小学校だった。
何人かの同級生が集まっていて、当時の自分達の絵やノートを見ている。
私たちは大人なのに、建物も教室も当時のままである。
今はもう歳をとったはずのシスターhtが当時の姿で現れて、私に一枚の画用紙を見せてくれる。
それは10歳の時に私が描いた絵で、こんなにも綺麗な絵を描いていたのだから、と言う。
私は夕闇の大きな丘を降りながら、小学生の時のことを一つ一つ思いだしていた。
こんな夢を見た。


添付写真は宗教施設じゃないけど、前半のイメージが似ている写真