アキタシティ


秋田最終日。今日はローカルの羽越本線に乗って。
短い間だけど、地元の電車に乗るのはとても楽しい。
このまま乗っていると新潟県まで行ってしまう。
また温泉に行った。湯船が大好きズブズブズブ...
湯面に映る青空を見つめながら、また東京の日々が来るんだなぁって思い出していた。
嫌じゃない、けど不思議な感覚。
田舎は訪れるのにはいいけれど、住むなら東京のほうが楽だ。
人々がそれぞれにいろんな生き方をしている、それだけの話。
秋田駅前で食べた地元のラーメン、末廣ラーメンが美味しかった。
どうやら高田馬場にもあるみたい!ワォウ。


秋田市内は郊外イオンルールに基づいてなのか激しく寂れていた。
シャッター通りが終わり、崩れた場所から駐車場に変わっていく。
シムシティスーファミシムシティ2000)のごとく、灰色の廃墟がまだら模様を描いている。
廃医院は看板も中もそのまま放置され、プラスチックや化学繊維が激しく劣化してボロボロ。
その斜め上2階には70年代フォント看板の上に「プリザーブドフラワー資材」の文字、それもまた廃業している様子。
その下に80年代で時が止まったブティック、ここは閉じてはいないと言わんばかりにヨロヨロと老婆が顔を出す。
明らかに近付いちゃいけない幽霊ラブホテルが繁華街に堂々と鎮座している。
駅から2分の場所でPVが撮れる。
自然に寂れていくものには何故か哀愁とか情緒のようなものが漂う不思議。
また1年後位に行ったらさらに崩れているんだろうな。
しかしそのスグ近くにある末廣ラーメンは回転がいいみたい。
寂れ古びた建物に対比するように、接客業の人たちの笑顔が印象的だった。
彼らは営業が終わると笑顔を止めるのだろうかなどと邪なことを考えていた。
東北は明らかに九州とは違う。なんだろう、そりゃーそうなんだけど
気候も食べ物も違うからそうなんだけど、
なんかこう、閉鎖的な感じがする。九州がオープン過ぎるだけか。


冬の秋田に行ってみたい。


本当に楽しい旅でした。お世話になった皆様ありがとうございました。
連れてってくれたtgもありがとう。



これだよ!シムシティ2000。かなりやりこんだ。
久々にやりたいなぁ。エミュryとかアプリとかないのかねえ