時間を我等に

ずーっと口説いていたrrを外苑前に召喚、
風の中にいる人を、地のヘドロの中に引き摺り下ろすのも気が引けるけど
それでも多分彼は風の中に居たまま出てこないだろうし
空中でマックブックエアーを抱きしめたまま寝ているのだろう
終了後、ちゃんぽん部二人会。
例の本の話をしたらわかりますって言ってくれたの彼が初めてだ。
少し話ができてうれしかった。
みんな「ふーん」しか言わないから。
その時買った本の山の一部、
坂田靖子「時間を我等に」読了
探している場所に近いところにある気がした。
地図のないその場所へ行くのはきっと大変なのだけど
たまにこうしてヒントや欠片になるものを拾っていると
いつかそこへたどり着けるんじゃないかって気がする。
rrはいつも空中に浮いていて
私は地面に浮かんだままだから
いつも彼とは違う時間軸で話をしている


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