清明


父が東京に来ていたので少し食事した。
正確にはちょくちょく来ているのだけど
何だか会ってなくて
ずいぶん久々に見た父の横顔
眼鏡の奥の眼は祖父そっくりで驚いた
懇親会後の父は少し酔っていて
あなたはよく頑張っているって
褒めてくれたのが何だかむず痒かった
こんなこと無かったから
実は今迄も言っててくれたのかなあ
んで、彼を大切にしなさいと怒られた(´Д` )


ふいに二十数年前の公園の事を口にして
昔の私を思い出して
あなたは長男のようだったって