there is no sleep for the boy

ふわり身体が宙に浮いて
血まみれで横たわる私の死体が見えた
空を飛んでいる気がしたけれど
まだ先へ進んでいないから
宙に浮いているだけだと言う
これから好きになるものを探しに行く
赤い助燃剤をぽいと投げ入れてくれた
こんなLuckを見つけて繋いでいく
だんだん見つけるのがうまくなってくよ
99日経ったから付喪は終わり
目を触り、繋がる神経をひっこ抜いて
目玉に乗せて笑いながら荷物を運んだ