I just keep a hearing

私にはまだ音がないだから聴いてるだけ
鉄板に跳ね返った痛みをカランに鳴らして
狂った声が聞こえたら目を向けてはいけない
気をおかしくした声が響く方向を見たならば
体ごとあっという間に取り込まれてしまう
運命はガラガラと音を立てて崩れ去る
決して目を向けてはならない
見ること、力を抜くこと、彼は言った
壁との距離を保って、その壁は危険だから
その白い壁の前に立って手をついて
ああ私ずぶずぶと弱さに溺れ続けてる