クリーニング

シャツ片手に丸ノ内線を走り抜け某所、十数年ぶりだろう
なかなか経験できないことをやらせてもらってる。
本当に幸せなことだ。
人も使う神経も全く違う世界、繋がっているようで違う
今いる世界をもう一度再認識するためにまた世界に埋まる


何者でもない自分は何者にもならない、それは自分を捨てるための
真夜中、お肉は切られていて、ミネストローネのお風呂に浸かって
心を揺さぶられ頭を揺さぶられ世界から振り落とされ
人は裏切るものだ、平気な顔して相手を裏切るものだ
ナイフを手渡して、突き刺すようにと言われている
さっさと捨ててしまいな、そんなもの
しがみ続けたそのぶよぶよの着ぐるみのような体

随分と壊れた心に界面活性剤を振りまいているところ