某ロハス系列潜入時代の同僚、y氏を紹介すべく
pちゃんを連れて某店に行ったものの退職しており
教えられた歌舞伎町の某BARへ行った。
その店はurgaに行く途中のラブホ街の真ん中にあり
かつての腐った凍土をガシガシと足で踏みつぶし歩くと
腹の底から笑いがこみ上げてきて、
現代っ子らしいツッコミを入れてくれるpちゃんは心強い味方だった。
案の定二人はそのジャンルで盛り上がっていて
私は古い洋酒のボトルの山に興奮しっぱなしで
410円から跳ね上がるメーターを見ながら
aに戻り、ケラケラ笑って朝まで飲んで帰宅した
冷え込んだ1週間を久々に部屋で過ごすと
週末には話すことがたまっていて
amaukで取り寄せたなんとかっていう黒革のブーツと
買ってくれたragnekikasのボーダーと交換
おかしな宗教の話、縦に裂けたyyの話、神保町の公衆電話
屈めていた世界ではいくらでも足を伸ばせばよく
そいつらはいくらでも洗濯糊の中に沈めればいいのだ
言葉をかわす時はとても自由で一瞬で心が楽になる
肩の向こうからやってくる花の蜜のような
甘くスパイシーな香りが頭の中を占拠して
不思議な水分補給、土曜の明け方解放区