うさぎのセルクルときつねのポレンタのおはなし


新宿の富澤商店に行ったらもう山のような抜き型ばかりで、眺めているだけでそのひとつひとつはクッキーになって飛行機は空を飛び始めうさぎはピーターラビットになって茶色い絵本の中へ。肝心のセルクルは渦巻きのように様々な形があり、私はわらび餅の粉を見つけてほんの数十分の遊園地のような幸せだった。一人板橋へ行って武蔵小山行って帰ってきてずっとトウモロコシの話。そいつの正体は北イタリアの郷土料理、ポレンタ。明日ね、仕事行きたくないってそんな気持ち。どういう風に生きていくのか、すっと原稿用紙800字くらいで回答が帰ってきて全部覚えきれないのだけど。なんだか少しワインを見つめて明け方4時にまた明太子ご飯食べておやすみなさい。