ロディオラロゼアの子守唄


見えない糸で繋がっている一つ一つの事象は重なったりくっついたり離れたり
私はいつかこれを言葉にしないといけないってよくわかっているのだけれど
この目に見えている見えない世界の綺麗な空間をいつかちゃんとわかる言葉にできるんだろうかと
何度も思っているけどもう最近は誰かがわかる言葉でなくてもいいと思うようになってきてる
磨いた石の多面体、面のひとつひとつがそれぞれの方向に向かっているように
もしかしたら何も不安に思うことはないのかもしれない。


視界には切れ目がありその裂け目はサイケデリックな色合いをしていて
ぺりっとめくってそちら側に体を寄せるととても気持ちが良くて
飲み始めの感覚がまだある頃の溶けかけたウィスキーの5色の香りのような
頭の中がしゅうっと真っ白になって過去と未来が消えてしまう
思い出す あなたの顔にも裂け目がレイヤーになって重なり
思い出す のは過去か未来かパラダイスが番組表になって載せられて
ああ会いたいとどれだけ願ってもやってくるのは頭痛だけだ
会いたい、通じない言葉を直接交わしたい饒舌に
大切なのは頭痛だろうかkava
シナプスに問いかけてリローラ
指は舌のザラザラした小波の上を静かに泳ぐ
水曜日にはからっぽになる心には形がない
いつか来るはずの無い特別快速から聞こえてくる
歌詞は