けたたましく鳴るサイレンに あなたはいつも困った顔をして なんともないよと手を差し出して 途中で折れた煙突の続きを指で差す いつものネギの花を千切って振り回して 馬鹿みたいに鼻を鳴らして笑う声は もうここにはない 待てども待てども帰らない あなた…
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