昔から黄色い薔薇が好きだった 黄色い薔薇の花言葉が悲しい言葉ばかりなのは 花持つ人の心がいつも華やかだとは限らないから 静かに痛む心に寄り添う花 黄色い薔薇と一人きり
誰に気遣うの不幸を演出して 喜びの声は文字化けしてしまう 鼠色のコンテナ 悲しい言葉はすり蜜で包んで 花弁の向こうに消えた願いは キャッチできない例外だった 目に入らぬように ごまかして噛み砕いて 淀んで焦がした心は香る ほんのり少し辛苦く さざれ…
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