同じ道を歩んでいる

下の弟が そっと教えてくれたブログを久々に読んだ
ふいに涙が出てしまった。
長崎の実家を出て5年。
小学生だった気がした弟は
いつのまにか大学進学の話をしていた。

私には兄弟が3人いる。
みんな下。
3個下の大学院生の弟
7個下の女子大学生の妹
9個下の高校生の弟
確かに実家にいるときは
みんなそろっていたはずなのに
いまやみんなそれぞれに
自分の時間を歩んでいた。
小学生は高校生になり
妹は女らしくなり
何もかもが私の記憶の中で止まっている
あの子たちはみな小さな子どもたちだったのに・・・

両親も同じように思っているのだろうか
私もまだ彼らの中では子供なのだろう

かつて私が高校生の頃
10年前
ネットカフェに通い続けて
Web日記を更新していたように
10年後、
弟も、ブログを更新している。
同じように日常について語り
同じように詩を書く。
切ないもので
なんだか何かが

もう10年も続けているHPは
期限が切れてブログだけになってしまったので
今度URLを新しく切りなおそう。
そしてリンクを貼ろう。

弟よ、お前は胸を張って姉の自慢をするがいい
私はここで、大きな仕事をして大きな人間になった。
やり手の姉だと自信を持っていい
そしてお前は、そんな姉に似た素敵な人間だ。
姉が一番大好きな、家族の一人だ。