15少年漂流記のような前の会社にでさえ着たことがなかった
色々イワクつきの服を、今日着ていった。
実は10年前の服、18歳の時に初めてのまとまったバイト代で買った服。
2000年問題とかの頃で、Y2Kとか、2000年のあの年の懐かしい単語が散りばめられている
今はもうない日本のメーカーの服。
年齢的にそろそろ着れなくなるので（もうかなりムリがある気がする）
さすがに会社にはどうかな・・・とか思ったけど
先輩も休みだし、会議ないし、まいっか、ってことで
最後の思い出に一度だけ会社に着て行くことにした。
働くということの意味を再確認する服。
やるせない気持ちの日も、自信たっぷりの日も、大学だるい日も、
彼氏のそばにも、友達の日にも、たまの休みの日にも、いつもこの服がそばにあった気がする。
多分このスカートは、ここ10年の私のことを、一番よく知っているんじゃないかな。
色んなことがあっても、色んな気持ちでも
このスカートを着るときは、少し前に進める気がする
どんな強い風も全て受け止めてくれる
大股で焦り過ぎないように慎重に足を進めさせてくれる
どんな道でも
生きていく世界にいつも道があるとは限らない
一歩一歩自分の足で切り開いていくしかない
辛くても、うまく自分を動かすことができなくても、立ち止まっても
けなされても、何を言われても、それでも食らい付いていく
一度決めたことはやらないと気が済まない性格だから。頑張ろう。
そんな思いがいっぱいつまったスカートなんだＴＴ
休みの日には着るかもしれないけど、普通の日には最後かな。
ゾロビキクラッチスカートアリガトウ！
なにやらまた新しいお仕事が来てるみたい。
断ろうか迷うけど、まずは話を聞いてからね。
