根無し草

根無し草と呼ぶ声に変わらないリズムは、私と彼のかけ巡った10年間そのもの。港の穏やかな風に鴎橋にはkyの吸殻が落っこちてる。mkさんの話を反芻しながらみなとの病院、夜は言葉。根無し草くわえた文鳥が旅に病む、夢は枯れ野をかけ巡る。