こんな夢を見た

洗濯物を干している。干すところがなくなってきたので、近所の木に干しに行く。
ベランダでシーツを干していると、対面の家の赤い縁に子どもが立っている。
家と家には隙間があり、その子どもは一歩足を踏み外すと下に落ちてしまいそうである。
子どもは3歳くらいの女の子で、母親と祖母は落ちないかとビクビク心配して見守っている。
何か駄々をこねているようで、「下に落ちるぞ」という振る舞いをしてヒステリックに叫んでいる。子どもなのに。
「何だか面倒くさいなぁこの子どもは」と思いながら、私はベランダに干している乾いたほうのシーツを取り込んでいる。
その後、渋谷東急7階にある釣具屋に出かける。
海の中で息ができる道具が5300円で売っているが、今は海に潜ると寒いので買わない。
エレベーターに乗って降りようとすると、魚の餌の実演販売が行われている。
2Lペットボトルに取り付けられた小さな釣竿に餌がついている。
そのうちメダカが餌に食いつき、物凄い勢いで暴れ出す。メダカは餌に喰い付いたままペットボトルから外に飛び出し、
狂ったようにびゅんびゅん暴れ、その身を壁に打ち付けるが、針は口の中に絡み付いて外れることがない。
酷い販売方法だな、と嫌な気持ちになり、針を外してやりたくなるが
メダカの口から針を取ってやる自信がなく、地上でフウフウ苦しむメダカを横目に、エレベーターに乗って降り、帰宅した。