The Kids Are Alright

朝6時半に目覚め、電車を乗り継ぎ午前中。
昔住んでた横浜の家の近所の体育館に帰り、バドミントンしてきた。
およそ1年半ぶりくらいに参加するバドミントンサークル。
私は2つのバドミントンサークルに参加しているんだけど、この2つ目のサークルは少人数のサークルで、たまにしか開催されない。
どこからか見知らぬ人が現れたり初心者がどっと来たり、スパルタノックオンリーDAYになったり、突然BBQに行ったりなんてこともある。
2年半ほど前に声をかけられて途中から参加した私は、メンバーが何人いるのか、どんな人たちがどういう基準で参加しているのか、
素性はおろか彼らの名前も知らない。多分みんなも私が何者であるか知らないはず。
だけど、みんなに会うとほっとする。
何を考えることもなく素直に笑って、他愛のない話をして、ゲームして喜んで、みんなでお昼食べてお腹一杯になる。
知らない人と笑顔で挨拶して、自己紹介をしたり、先生になってバドミントンを教えたりすることもある。
私は人見知りするし、他人なんて面倒だって普段は思ってるけど、
あの空間にいる私は、いつも振舞う私の誰とも違う。何の情報も邪魔することがない。
仕事もネットも友人関係も地元も面倒くさいことも偏見も性格もコンプレックスも、何もかも全てが消えてしまう。
そこにあるのは、生身の私と、ゆりという名前と、私の表情と、言葉と、ふるまいと、そして、バドミントン。
こんな話、くだらないって思う人もいるかもしれないけど、私はとても楽しい。
カツカレーを食べて、3DS見せてもらって、みんなに手を振って湘南新宿ラインで帰ってきた。
次はいつ開催されるんだろうな。時々このサークルに参加したくなるんだ。
体育館のチャイムが鳴って、練習時間が終わる。都内に戻り、今の立ち位置に返る。
Bells chime, I know I gotta get away.