言は剥がれ剥がれて剥がされて


鴉のスタジオパフォーマンス@中野TRP
辺見庸の「剥がれて」という詩編で踊っていた。
言(ことば)が剥がれ、彼等の身体を伝わり
私の身体の中に入り、言になり、中野の雑踏に剥がされる。
シギシになった体の奥にズンズン沁み込んでくる。
二匹の真っ白なカラスが言葉になって飛んでいた。
冬に見た七階の雪みたいだった。


鴉は11月に大駱駝艦と一緒に踊るらしい。とても楽しみ!
10/7はakt氏の朗唱があるみたい。追悼展だそうです。
またそろそろ会いにいく時が来たのかな。


色々なところを駆け巡って、結局みんな「紐」のようなもので繋がっている。
その見えない紐を手繰り寄せているのかもしれない。気付かないうちに。
紐を体中に巻きつけて、ゆるゆるのまま引っ張ってぐるぐる巻きにして、悶えているみたいだ。