戻れない昨日に


久々にtgの弾き語りを観に行く
たとえ何があっても
彼の音楽からは離れたくない
彼が手に抱えている迷路は
外側が鏡になっていて
こちらから中を見る事はできなくて
ふっとたまに入り込んでしまう
大嫌いな日常の茶渋の雑菌と
横浜駅横須賀線ホーム
睨んだ悲しい目の白い部分
私は土の奥深くに埋められて
何もかもが曖昧になった挙句
私は出口を見つけることができないまま
30分後に放り出される