principal comprehension

昨日のttさんの指と耳と感覚のことをずっと考えてる。というか頭に焼き付いて離れないんだ。ばしゃん、と水をかけられるように色んなものに気付く瞬間。ウォ、ウォーターって言わないといけないような。細く長い指、細い腰の後ろから回された金属の貝殻。低い体温、水面の波打ち際について語る言葉、イギリス時代の話、高い背の髪の向こうにある見えないレコード、開けてはいけない壁の立方体。もしかしたら白骨死体が埋まっているのかもしれない。そう、気の狂いそうな思いは壁に埋め立てればいいのだ。施工の話をしている間に私は壁の一部になって眠っている。いつもの8からさらに暗くなった8はもう文字を読むことさえ難しい。多分彼はわざわざ私の目の前に蝋燭を灯したのだろう。スマホの画面は心を打ち破るような眼を突き刺す光。煙草の火さえ見たくないものを見せてしまう。暗い空間ではあらゆる情報が遮断され、コンタクトをしているにも関わらず文字はぼやけて、鏡の中の自分はいつかと同じ瞼をしている。情報は自分で探しに行く。正しい情報、新しい情報、大切なこと。ks氏もbもttさんもakkさんもみんな同じことを言っている不思議。不思議だけどきっとそれは正しい。だいぶ心は回復したけれど、もう少し意識を取り戻さなくては。感じること、考えること、目をつぶること、そして楽しむこと。その音楽は私の体はたった4時間の間にすっかり塗り替えられてしまった感じがしている。名前と一緒にバラバラになってダマになって滑ろうとすると彼は面白くないって言ってまた目を伏せるのだ。