知らない

知ってるけど知らない街にいる

ミニアルバム一枚再生し終わらない距離に

こんなに汚くて救急車は騒がれて

人々は知らない言葉を話し

坂道も電車も下品だ

金色の子鹿を崇めて

忌々しい街にいる

尋ね人は居らず探し物はない

こちらではないと七福神が語り

鬼は無言のまま関係無いと言う