クリエーションストーリーズ

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・音楽、人間、周囲、シーン、事実、感想、映画、といった様々なパーツのバランスがとても心地良く、ちょうどいいバランス。
・たとえば「大統領」と言ったって、その人間性は大統領にだけ現れることはないように、彼もまたPresident of Popと名乗っていても、そこに彼自身はたぶん半分くらいしかいない。「脚本家が書いてくれたこの映画は半分はフィクションみたいなものだけどだいたい合ってる」みたいな彼のコメントにあるように。
・いくら何かを紹介しても、他人に全てを伝えることはできないけれども、それでも、それを行い続けることによって伝わることはある。そして伝えなければ伝わらない。伝えれば伝わる。
・ビジネスも人間も100%冷酷ではない、けれども喜びは瞬時に苦しみにもなる。ドラッグでふとした瞬間にダウナーに転落するように。それでも、運命のきっかけのようなものはふっと降りてくる。それは自分の感覚だけでしか感じ取れないもの。
・ドラッグ回りやオマージュっぽいセリフ、時代性を表すアイコン、アルバムタイトルとか和訳でだいぶ省略されてるニュアンスがあったようなのでその辺も悔しいしまた観たい


・とにかくとっても良かったです。