悲しみと空虚感、これを世間ではきっと妄想っていうんだ。雨が降る、私の屋根裏部屋に、傘をささない私の頭に・・・
職場も変わったし、早く回復したいなぁまたここのブログの背景も、白に戻したいな・・・

雨が降る。降り始めの雨の匂い、そして風。感じられる言葉をただ惰性に呟いては黙る。帰り道、地下鉄には早くも酔っ払いのおじさんが乗ってる。手にしたスポーツ新聞の卑猥なページ。私は薄汚れたコートの襟を正して、CDの音量を上げた。

"i will not be confused.will not be confused.they left me confused.i will not be confused with another man."
Dirty Epic underworld

1週間程こればかり聞いてる。地下鉄が走る。私を部屋へと連れて行く。今日は、新宿に行くはずなのに、結局定期で家に帰ってしまう。引越しの荷物を片付けていない。あと1箱ある。片付けたいのだけれど。孤独を噛み砕け。私はきっと道が見えそうな気がしたんだ。手塚治虫の作品に奇子っていう名作があるんだけど、明け方に目覚めた時の気分はそれに近い感覚だったんだ。罪悪感のような。目覚めてしまった罰のような。ここに線をひくの。こっちから向こうへは出ちゃいけないよ。小さな私に私は優しく教えた。まるで子供のような。やってることはそんなもの。今週もモーニングの某漫画が胸につまる。私は罪人なんだろうか。どうしていつもそれを自由と履き違えるのだろうか。しかし、言葉はそこから生まれてくる。甘い唾液を飲み込むように、私は詩を書いてるんだ。まだ出来上がってないけど、大きい波が一つ来そうなんだ。悲しみと孤独と知らない涙とあなたの暖かな腕と。私はまだ若い。だからマイペースで詩を書くんだ。朗読は空気の音をきいて生む。朗読、今月末。

「「告知」」

11月24日 高円寺 無力無善寺
19:00 OPEN 19:30START
1000円+1ドリンク
洸本ユリナ 朗読します。お暇な方どうぞ。
入場料を払って戴いた分、それ以上のものを朗読したいです。

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詩は決めてないけどだいたい感じは決めている。溶鉱炉に大きな力をもらったんだ。成長できたんだ。本当に感謝してる。朗読、声の響き、声量、震え、色んなものがあるんだ。朗読は好きだ。だから自由に朗読をしてみる。あたしの朗読はショウではない。でも人を楽しませることも大事なんだ。それ以上に、聴く人の耳に響かせる。私の声を、私の詩を。そして魂を。某氏他色んな人に色んな言葉を戴いた。どうしても成長したいんだ。そのために。