月のない月見

停滞_分速サンデー
先日までの停滞がまるで嘘のように何故か課題がスラスラ解けた。数分で終わった。
しかも解答例のミスを3つくらい発見(ミスっていうか問題集のバージョン違いなんだけど)。
こうなると勉強は楽しい。ある山を越えると後は楽になれる。
誰かが私に言うように、私はあまり頭が良くないので、他の人のようには勉強ができないのだ。
それを知ってからの勉強は楽だったんだけどなぁ。人生には遅すぎたよね...なので、今やりたいことをいっぱいやりたい。
しかし期限はあと2か月弱。この数十日間でどこまで養分を行き渡らせられるかだなー。


夜は最悪の展開だった。例えるなら1つのプログラムが壊れてしまったような。
人々は優しく手を差し伸べてくれる。しかし周りには深い深い切れ目と谷底が見えていて、私はこの足を動かすことができない。
今の私にはmsの気持ちが理解できる気がする。あの時はわからなかった一言一句。
ハローミスターエリクソン、どうかわたしを認めてください。抱きしめてください。
きっととても小さな頃に、引き出しの奥に押し込めた本の山、母親の泣き声。
思い出そうとして思い出せないシュレッダーの切れ端を拾って飲み込む。
rr、答えは私の気持ちだったよ。


夜、久々に母親に電話をしたら、父親と月のない月見をしたのだと笑っていた。
本当は本当のことはとても言えなくて電話を切って
でもそれは私にとってとても暖かな希望として心に残った。