Divertissement!


日のあたる通学路で、制服姿の中学生男子が二人自転車で走っている。
突然、片方の男の子が失神して倒れてしまう。
びっくりして駆け寄り、そばに居た一番下の弟に110番してもらい、私はその男の子の自宅に電話をする。
母親が電話に出るが、「そんな息子はどうでもいい」「産みたくもなかったから都合がいい」などと言われ唖然として深い悲しみに襲われる。
弟が救急に電話するのに手間取っていたので、急いで電話を代わり、救急車に乗って男の子について病院へ向かう。
救急車の中で握られた男の子の手はしっかりと私の掌を掴んでいて、この手は離してはいけない、と考える。
終わって自宅へ帰り、私はなぜか家の金魚を会社へ運ぼうとしている。
金魚を透明な袋に詰めて1匹ずつ会社へ運ぶが、会社に着くと水は干からびており、金魚は死んでいる。
何度繰り返しても会社では金魚が干からびて死んでしまう。
キーボードの前に乾いてミイラになった目黒が固まっている。
悲しみながら目黒を土の中に埋める。それを毎日繰り返している。


こんな夢を見た。半分実話だ。
走ってる時、週末踊ってる時、羽追いかけてる時
自分が自分でいられるのはこの時だけだと思う。


大好きな八重桜はまだつぼみです。