手を離して走る

長らくパソコンに向かう日が無かった。
頭の中に言葉が飛び交ってはいたけれども。
仕事でずっとパソコンに向かっていたり
空間に人が居たりすると、家ではパソコンを開きたく無くなる。
仕事はしているのだけれど、ここには帰ってこない。
もう20年以上も、開け放しにしていた
閉じられた大きな窓のある空間。
もう随分と古びてしまった家のよう、
どこかにいるかもしれない人のために残してある。
いつか、読み物が無くなるから続けなさいよと言う人もいたね。
(もう読んでいないのだろうけど)
RFEのubiqスプレーは絶対に絶やしてはならない。
いつ誰が来ても振りかけられるように。


神宮は色どりの季節となり、銀杏並木は数時間おきに風景を変えている。
右側が散っているからもう今週が最後だろう。
集まる人々は誰しもが幸せそうな顔をしているから好きだ。
邪魔にならぬよう、真夜中に楽しむ。黄金色の世界。
渋谷も外苑も樹々の種類がどこも違うので毎日楽しい。


沢山のことが行ったり来たりしていて世界はとても騒がしいけど
私の方は、ゆっくり忙しく幸せに生きている
色々なことを考えるけれども、それらは風のようにどこかへ消えていく。
くだらないと思うことさえゲルに包まれて空間に揮発していく。
幸せだと思いながら毎日死ぬことを考えて笑顔で楽しく生きている
まだ私にはすべきことが沢山あって、もっと成長が必要で
学ばなければならないことも恩返ししないといけないことも沢山ある。


今日に過去は関係ない。ましてや未来なんて
空間にナイフを入れて向こう側をめくると
落葉の嵐にジンが降ってきてそれで手を擦った
自転車で手を離して走ると空を飛んでいる感じがすることを話そう
もうすぐ12月だ、dewtoneからorganliveにチャンネルを変えなければ


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