こんな夢をみた

会社の社内総会のようなものが行われている。数千人くらいの人がホールに集まっている。部署ごとに挨拶をしなければならないのだが、自分が所属する部の長は調べ物をしなければならないので、その場には不在である。男がしぶしぶ代理で挨拶をしている。

そっと抜け出してエレベーターで上の階に昇り、ドアを開けると小さな川が流れている。川の水は透明で冷たいが、藻や水草が浮かんでおり、小魚が無数に泳いでいる。大きな窓から光が降り注ぎ、部屋の中はとても明るい。
部屋の奥に進むと、男がその川を泳いでいる。
男は泳ぐのがとてもうまく、キラキラ光る川をすぅっと泳いでいく。私は泳ぐのが下手なので、時々見失いながらついていくので精一杯である。川の水草と小魚の感触がリアルで、透明な川にもぐって、ふにふにした魚たちをずっと触っているのが気持ちいい。


そのうち、ビルが崩壊しようとしているのを知る。上から降りるように泳いできた川も、地階まで来て外の海に繋がろうとしている。見失った男は既にビルの外へ逃げ出していることを知っている。飛魚の要領で水の中から思いっきりジャンプしてビルの外に出る。ビルの外で待ち構えていたカメラマンに写真を撮られてしまったので、カメラマンの高そうなカメラを気付かれないように破壊する。きょとんとしているカメラマンを背に、服を着替えて全速力で自転車で逃げる。


こんな夢を見た。