ゆるめたまま生きるとどうなるのか
知ることができる不思議な日だった
あんな風になってはいけないのだと
3人のうち誰かは嘘を言って本当のことを言う
道を歩く360度の周りには砂でできた足場と
甘い蜜を吸って糖で固まった硬い台があり
どの場所に体重をかければどうなるか
腹で腐敗したヘドロを処理せぬまま
投げつければ空を越えて南半球を越えて
いつか自分の愛する相手の頭を打ち砕く
それを知ってか知らずか人は憎んで
管理職になりたくなくて逃げていたけど
客先に頭を下げに行き問題をするっと片付ける
自分は名前を貸すだけで部下のミスも自分のものとする
上司には本当に頭が上がらないと思った
大江戸線の狭い天井を見上げる
keの手の中のスマホ、mbの広い心
傷ついた心をそのままにスイッチを切る
私の周りには本当に素敵な人が多くて
欠片もない私はいろんなものが足りなくて
名前に囚われずにただ好きなことだけをしていたい
過去を私を知らない人のところへ逃げてしまいたい
日々泣きそうだけど、でも、私が弱いだけだ
ゆるめて浸るのは簡単だ、だけどそうしてはいけない