感覚筋肉痛

盛り沢山の週末。特に濃いのはどようび。
何にもない平日があればいろいろある週末があったりして
人生はそうやってバランスを取っていくのかもしれない。


mkさんと久々にお会いして国際フォーラム、ラフォルジュルネ以来だ。
アートフェア東京というイベント、記憶に残ったのはネズミーマウスカラーの正方形で
でもそれはアートなのか?というとそうではないと思う。後はあんまり覚えていない。
観ていて思ったのは、見ていると明らかに不快感を感じる作品がいくつかあって、
人によっては何も感じない人も多いのだろうけど、感覚的に感じるあのぞわぞわ感はなんだろうかと思った。
触れられないガラスの編み物はたぶん「すごいですね!」って言葉のために作られたような
漆塗りの栞みたいなものなんだろう。
全部の作品がカテゴリ分けできそうな感じがして、
あ、こういう作品はミクソロジーバーが好きな人が買いそうだ、とか、アジアの金持ちが買いそうだとか
そんなことを考えていたら、8での話を思い出した。そうか、これは「フェア」なのだ。
mkさんの言葉を聞きながら、ああそういえばそれこそ10年近く前にはこうしていろんなこと聞いていたなあって
昔のことをほんの少しだけ思い出して懐かしくなった。震災以前だ。
初めて行ったシャングリラホテルではアフタヌーンティーを楽しむ女性がたくさんいて
それらを全て色にするなら「マカロンが乗った白い皿」とビビッドなポリエステルカラーだ。
ずっと気になっていた言葉の作り方を聞けてよかった。
節目節目にたまに会う時にはいつも何を話そうかといろんなことを考えるんだけど
結局話し出すとちっともうまく話せなくて唸ってしまう。頑張って前に進んでいるつもりなんだけど
あんまり成長していないなあ変わらないなあと思いつつ、でも少しだけ以前とは違うなあってところが
自分にとっての変化なのだろう。mkさんの言葉はいつも紫色で昔よりも優しくなったような気がした。
濃い紫色から藤色になった感じがする。
手を振る時にはいつも次会うまでにもっと成長していようって思うんだ。


で、田町まで微妙な時間が余ったんでそのまま東京ステーションギャラリー
隈研吾の企画展。うちの会社と同じビルに事務所?があって、
スタッフの人がいつも大きな模型を持ってエレベーターを行ったり来たりしてる
ちょっと気になっていた。ま、一言で言うと「隈研吾とともだち」だ。
全てのマテリアル(石とか)に友達になったら作品で使うって書いてあった。


で、そのまま夜は10回目の笠井叡なんだけど、今日はあまりに濃すぎてまだうまく消化しきってないからまた書こう
この時間は一番心が解放されている感じがする。

そのあと高円寺行ってライブ行っていっぱい飲んで明け方ムニャムニャしながらbのビールの話を聞いて


感覚が筋肉痛になった