No.13、ロッテンリリー・ワールド

rottenlily2005-02-25

No.13 Shing02

胸のイタミ13階から見た景色
目の前に広がる夜景
やけに静けさが遠くに感じる屋上
足が臆病になるのも押さえ
6秒間の黙祷に人生がよぎる
振り返れば一瞬の儚さなればこそ
枯れたこの目に映るぼやけた映像は止まっている
気づけば出口を必死に探していた
この迷路の向こう側は新しい入り口になるから
嗚呼、あの人のあの一言あの出来事出来心がのしかかる
やっかいな社会の重みが手首の刃物
だって人間だもの
煮え湯を飲まされて、喉元すぎれば熱さは体の隅々まで届く
今夜ほど孤独に感じたことはない
何をしても、咳をしても一人
息を引き取り消えてしまう前に
それを知っただけでもありがたい
去りがたい場所があってこその旅立ち
生命力そのものをも上回る、偉大な悲しみの力
静かに私を迎えに来た、後を濁さずに発つこの地から
しかしこれほど潔い清い気持ちは、いまだかつてあっただろうか
初めて、確かに何かをしたいと思い
それを実行するときが来た
階段を上り、足をかけるだけのこと、ただそれだけ
冷たい風の応援を背に、この一時は永遠に続く
もう私の頭上に太陽は昇らない
それが正しいのです、たぶん
だらだらと続いてしまった駄文に恐縮ながら
終止符を打つ。

さようなら、私の記憶
さようなら、私の顔

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今朝はShing02のNo.13を聞きながら仕事へ。泣きたくなる。
今は詩が書けないけど、書けるときに書ければいいと思う。私の詩を。そういう時期なんだと思う。心休み。焦らないようにしよう。私自身の詩を書ければいい。誰が文句を付けようと、「こんなの詩じゃない」と誰が言おうと、誰がどんな活動をしようと、私は私。洸本ユリナ、23歳だ。私は私の生活があり、仕事があり、内的空間があり、抑鬱があり、好きなものがあって、大切な人がいる。誰にも文句は言わせない。全て私が少しずつ少しずつ、今まで掴み取ってきた世界。ぼろぼろになっても、ひとりぼっちでも、必死に生活にしがみついて掴んできた私の世界。これがろってんりりーなんだと、強く今思う。これが今週悩んだ私の答えかもしれない。どんな時でも私はひとりぼっち。その中で掴んできた世界がある。誰にも文句は言わせない。
昨夜は急いで家に帰って、干してきた毛布とか取り込んで、阿佐ヶ谷でもやしばかりのちゃんぽんを食べて(味はまぁまぁ。でも長崎の海鮮ちゃんぽんが食べたい)、高田馬場のCafeに行ってココアを飲んで帰ってきたら雨が降ってきて、頭がガンガン痛くなる。そのうち熱が出てきて具合が悪くなるので寝ようとするが全く眠れそうに無いので、ロヒプノール飲んでベンザブロック飲んでアトピーの薬飲んで精神科の薬飲んで寝る。さすがに薬漬けはいかんだろうと思い、漢方は飲むのを控えた。正に薬漬け生活である。正直こんなのやだ。それでも11月の虚弱栄養失調状態からは若干太り、体力は少しはついたけど、相変わらず万年風邪っぴきは治らず、更に花粉症まで併発して我ながら不健康ぶりが情けない。帯状疱疹とかヘルペスまでかかって、私の体の中でウィルスや抗体が散々暴れ放題である。ああ、健康的な素敵な女性からますます遠くなっていく…
今日はお仕事で特許庁におつかいでーす。また特許庁の蕎麦食べようっと。