and said goodnight,

rottenlily2010-10-30

きびなごの刺身食べて、お魚食べて、
父親の部屋でコーヒー飲みながら音楽聴いて、ぼーっとする。幸せだ。
本職はもとより、版画の仕事が忙しいらしく大変らしい。父親は疲れているのかすぐに寝てしまった。


今日は朝から櫛田神社で親友の結婚式。
午後からIMURIで披露宴。親族だけのささやかな形だったけど、本当にいい結婚式だった。
挨拶を兼ねたスピーチという大役は、無事成し遂げることができました。
なぜだろう、全く緊張しなかった。
披露宴中は終始涙が止まらなかったよ。
台風も無事それて、晴れ間も見えてきて、
そして私は明日無事帰れそうです。よかった。
形だけど形あるものは意味を成す。
Rちゃんが末永く幸せであるように、困難も乗り越えて進むことができるように、心から願うよ。


そのままホテルに急いでシャワー浴びて、荷物持ってバスに飛び乗る。
長崎に着いたバス停に見慣れた顔が一人・・・双子の片割れ?
同じ中学校の同級生、双子の兄のほうだった(一瞬迷った)。夜の散歩にでかけるところだったらしい。
私は同じ図書部だった弟のほうと仲良かったんだけど、
いちいちからかってくる弟に比べ、兄は穏やかな男である。それも変わってなかった。
兄から「何も変わっとらんねー」と言われる。うん、そうだね。多分変わってない。
着てる服も顔も一緒だし、正直中高の写真を見てもあんまり変わってないもん。わたし。
立ち話をして、それぞれの方向へ。あの頃のみんなは元気だろうか。


今の自分と今居るこの場所が結びつかず、変わらない町並みはタイムスリップしたかのよう。
かつての私がそうしたように子どもたちが笑いながら通り過ぎていく。
子どもたちは私じゃない、今の私はここにはいない、私は今どこで何を考えている?
私の中に垂れ下がる、ちょっと古びた糸を引っ張って、明日は自分の家に帰ろう。帰らなくちゃ。
おやすみなさい。


↓これ好き