触れられない


スタジオの隅に引っ越したという話の後
マスクを装着して炎の歌舞伎町へ。
髪型も変わったせいか、誰も私に気付かない。
鏡を纏ったmsの姿を久々に見て
懐かしい日々が過去のものと知る
彼はきっと二度とあの鎧を脱ぐ事はない
怨みで熱く焼けるような鎧に閉じ篭って
私にはとても触れられ無かったな
イケメンモデルに会いたかったなー残念


多分、何か人々にはコントロール出来ない大きな力があるんだと思うんだけど
ysさんに遭遇。偶然にも。人の縁は不思議。
思っていればいつか会えるのなら
私はきっとずっとずっと思っている


脇腹の傷に触れなければ信じないと
よくある小説みたいな作り話
晃にまた、今度こそ東京で
今はあなたに触れられない