じゃんじゃん閉店していると噂の埼玉県の銭湯。埼玉に限ったことではないんだけど、おとなり東京都の銭湯組合が精力的に活動しているのに比べ、銭湯の日10/10にさえ何もイベントが無いのは寂しすぎる埼玉県の銭湯。
本日は熊谷駅2分の駅前銭湯、さくら湯。若い人や近所の人は少し郊外の健康ランドに行くので、こういった駅前銭湯がじゃんじゃん無くなっていくのは本当に寂しい。壁は富士山。ちなみに男湯からは富士山が見れないらしい。何そのかかあ天下。中は少し古くなってきているけど、中は古いものが古いまま丁寧に残っていて嬉しい。70年代より前くらいからありそうな古い注意書きで消されてる部分があって気になった。時代だねえ。若い人が来るのは珍しいからなのかわからないけど、番台のおっちゃんが私が入ってきたのを見てめっちゃビビってた。どういうことだ（笑）ロッカーの隙間に埋まるように泳いでる金魚の水槽が綺麗で、中には30年位生きてる金魚も居そうだった。今日のおばあちゃんの話は、ケアハウスの質について。送り迎えの時間は私が息子に合わせてやっているらしい。角のなんとか婆さんはある日やってきた男に1000万せびられてそのまま渡してしまっただとか。話し相手は要支援1。車を押して帰る見知らぬ二人の女性の距離感は、若い私達のそれと変わらない感じがした。
