lullan

ゴミの日に捨てれば収集してくれるものだと思っていた
病気にする人殴り蹴る人、差し伸べられた手が
体の中でぐにゃりと曲がるのがわかる、だから怖くて
見えているこの聞こえてくる靄の話を
形にできたら楽になれるだろうか
言葉ではないこの言葉で会話してみたい
いつか話せる日がきたら思う存分話してみたい
言葉がダメならもう何枚だって絵を描いて
走馬灯を中央に置いてコーヒーカップを回す
体が土に還らないのはまだ血が通っているから
土が受け入れてくれないならまだ地上を走るしかない
ねえまたもう一度、もう一周
いつかどこかに埋めたよね
回転木馬を地の奥深く