穏やかに2016年を終える

書き物を生業とするpちゃんは実家千葉への帰省中に何を思ったか私宛に文章を書いてくれて、大晦日の朝に嬉しくてお返しをした。相手の文体に似せて文章を書くのは面白くて、するっとカレーについて書いたのが先日のテキストだった。あれば元のpちゃんのテキストがないと意味をなさないのだけれど。


ミッションズでラストカウントダウン。
いつもと同じ雰囲気で始まったミッションズを久々に眺める
古い壁の上にステッカーごと塗られたクリーム色のペンキ
あちらこちらが綻びている様子は、例えばアースダムの古さとも違う
終わりに向かって全速力で走っている最後の車両のような
手入れすることを諦めた独り身の老人の家屋のような
まるで廃墟手前の建物のような空気感を感じた。
それでも2時間はありがたく、何人ものお客さんが食べてくれて
年の最後に「美味しかったです!」って言葉をいくつも頂いて嬉しかった。
きみのカレーはここ最近また美味しくなってるねえって言ってもらって
「食べたい」って声を頂けることはとても幸せなことです。


カレーを片付けてさくっと部屋の片付け
暖かな空間でのんびりと年越し。
出汁もとって作ってくれたbのお蕎麦はとても美味しくて
穏やかな心で新しい年を迎えた。