then it's white


心が崩れて一人になった時、何気無い言葉の一言が大きな救いになることがある。苦しみしかない世界にある気遣いの言葉が花のように心に落ちることがある。tkさんは諸々あった後も気遣いのメールをくださり、カレーをskkに食べに来てくれたり、そしてヘロヘロだったうちの会社のデザイン案件を手伝ってくれたりした。誰にも分け隔てなく優しい人でした、と誰かの言葉が読み上げられていた。本当にまるで今にも話し出しそうな顔だった。眠っていて、ふと起きて、来てくれてありがとう、と。私が出来るのは、今の私を精一杯生きること。いつか死んだ時、あれからどんなことがあったのだと良いニュースを探すこと。心を大切に生きること。いつか彼が作ってきてくれた食べ物たちのささやかな美味しさを思い出して、日本酒を飲みながら、仲良くねって彼の言葉を思い出して、また飲みましょう。あちらに行っても笑顔でいられるはずだから。私、元気になってのほほんと生きているから、そっちでまた新年会やるから。それまで、死ぬまでは、私の期限が来るまでに出来ることを精一杯やります。料理ももっとうまくなります。だから見守っていてください。それではまたね。