海のない街

8@aks


紀伊国坂をどぴゅーんと降りると気温が2度下がった感じがした
もうスーツでは寒い、自転車では手袋が必要な寒さになった
死にたくてクサクサしていたらまかないが豪華すぎたよ
遠慮したけど「飲みなさい」って言われて飲ませていただいた
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ディケム 1953 1987
心が腐ったら貴腐ワイン、しかもそう
私の未熟さがより際立つようにぶっ飛んだものを
昆布くれた、どこから?って聞いたら阿佐ヶ谷だってtt氏は荻窪
ね、ディケムの街にもあさがやにもコニャックにも海はないよね
10分で関税と集荷の手配をしてあとは明日にしますって手を下げ
振り返る先に相変わらず霧に包まれて明け方を迎える
246を尻で見て無言の道でささやき合う警備のおじさんに頭を下げて
そんで帰宅してまたぶどう漬けコニャック飲んで寝る
海のない街で
水曜日の2時は週の中で一番神聖な時間日曜よりも死にたい時間
今死にたい、死んでもいい、でも週末また国分寺行って踊るから死にたくないしやりたいこともいっぱい
だからね死にたいけどまだ死ねない生きないとっていうか生きないと
もうね、なんかね、よくやってると思う多分、でもまだ足りないしもっとできると思ってるし
もしもむかしのわたしがいまのわたしでみらい見てしまったらきっと笑ってるまだ足りない
海へ帰りたい、くだらないこと続けて生きるくらいなら死にたいだけどもっと今生きられるなら
あなたに会いたい、会ってただぎゅっとして欲しい、海のないこの街で