脚が竦む

渋谷→神楽坂→四谷三丁目


ic@e@渋谷
私の前にはひどく大きな川があって
足が竦んでしまうけれども
その向こうで彼女は踊っている
妖怪のようだ、と言ったその姿は
目に見えるとしたらきっとこんな形なのだと思う
捨ててしまいたい、それでも脚が竦む
本当はネジが緩んでいることを知っている
緩まったネジのままに自転車ではいつくばる


kmz@神楽坂
やー、大変贅沢な時間でした。
生命とホルモンたいむ。
少なくとも今、私がなんとか必死に立っているのは
しっちゃかめっちゃかもすもすしながらも生きているのは
この人のおかげなのだ
目の淵のブルーのアイラインがそのまま東京湾に流れていった


神楽坂はなんだか遠いイメージがあったのに
素直に北上するとあっというまの10分
のんびりいったけど全然余裕じゃんね、
懸念していた地蔵坂も結局登れたし
遠い遠いと感じていた場所も歩いてみると遠くない



ch@四谷三丁目
初めて話すのにずっと昔から知り合いだったような気がするのは
その人の懐の広さなのだと思う。そんな人になりたい




とにかく濃い、濃い週末
濃すぎて一歩が踏み出せずに逃げていた
それでも穴の空いた鍋底が怖くて
味噌汁一つ作れない私は今日も空間を持て余している
一方的なまっすぐな棒でも
それでもずっと大事に仕舞っておくくらい
禁止されたらこの世は地獄



年末年始帰省することにした